高脂血症の発症原因の紹介

高脂血症は、体の中で脂質の流れがうまく調節できなくなったり、食事から体の中に入ってくる脂質の量が多くなりすぎたりして、血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)やトリグリセライド(中性脂肪)が多くなりすぎている状態、またはHDLコレステロール(善玉コレステロール)が少ない状態が続く病気です。高脂血症になっても、自覚症状がありません。そのまま病気が進行すると、命にかかわる合併症を引き起こして初めて、自分が高脂血症であったという事実に気がつくことも多いです。

最近高脂血症になる人が多くなっています。高脂血症の主な原因としては、肉類、油物中心の食生活や暴飲暴食、喫煙、アルコールの摂取、慢性的な運動不足がなどがあります。

1.食事

昔日本人は魚類や穀物、海草類などの健康的な食事が主たるものだったため、高脂血症の問題とは無縁ではあったものの、近年における食事の欧米化によって爆発的に増加したケースであるとも言われています。また、世の中に溢れる様々な便利なものによって身体を動かす必要はほとんど無くなり、運動不足の状態が常となってしまっているのも近年における大きな特徴と言えるでしょう。

2.ストレス

ストレス社会とも言われるように、様々な外的要因によって極度のストレスを一身に受けてしまうと言うことも多くなり、そこから喫煙量やアルコール摂取量が増加することで、血中のコレステロールや中性脂肪が飛躍的に増加してしまい、高コレステロール血症を発症してしまう、メタボリック症候群や糖尿病などの現代病とも言われる生活習慣病にまで発展してしまうケースが多発しているのです。

3.遺伝的な要因

高脂血症には、遺伝的な要因によるものもあり、日本人に多いのは「家族性高コレステロール」です。この場合は、食生活や生活習慣に気をつけていても、体質的に、悪玉(LDL)コレステロールが血液中に溜まりやすく、若いうちから動脈硬化を発症しやすいという特徴があります。